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今の3倍野球を楽しむために覚えてきたい10のセイバーメトリクス指標

野球

 

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どうも、プロニート未満の赤井です。

 

 ぼくは中高と野球部一筋、今でも野球が大好きです。

 

それにしても近年はどんどん野球が面白くなっていってますよね?

 

各チームの戦力がどんどん均衡してきていて毎年どのチームが優勝するかわかりませんし、一時期は減少の一途をたどっていた野球人気もジワジワ回復して野球好きの人も増えています。

 

そして何より国際試合も増え、今までならオフシーズンの期間でも熱い試合が見れるというのも大きいのではないでしょうか?

 

そんな年々面白くなっている野球ですが、実はあなたはまだまだ野球を完全に楽しみきれてないんですよ。

これは断言できます。

 

まだまだ野球は楽しめる余地があるんです。

じゃあ、どうすれはもっと野球を楽しめるのか...

 

それはズバリ、セイバーメトリクスを理解して野球を分析できるようになることです。

 

そこそこ野球の知識があってセイバーメトリクスという言葉に聞き覚えのある方なんかはだと「OPSとかUZRとかのあれでしょ?計算とか難しいんじゃない?」とか思ってるかもしれませんが、めちゃめちゃ簡単です。

 

今回はそんな膨大な種類があるセイバーメトリクスの中から最低限これだけは覚えとけというセイバーメトリクス指標をしょうかいしていきます。

 

 

セイバーメトリクスを理解できればもっと選手のことやチームのことを深く知れて間違いなくもっと野球が楽しめるようになりますよ!

 

もくじ

セイバーメトリクスってそもそもなに?

 野球においてデータを統計学的見地から客観的に分析し、選手の評価や戦略を考える分析手法である。

 

とあるようにセイバーメトリクスとはみなさんが普段野球中継などでよく目にする「打率」「打点」「ホームラン数」「防御率」という様なものの親戚のようなものでその選手の能力を数値化したものです。

 

様々なセイバーメトリクスの指標を理解すれば今までの「打率」「打点」「ホームラン数」「防御率」というような数字では見えてこなかった選手の能力やチームへの貢献度が見えてきます。

 

そしてそうなると野球がもっと楽しくなります

 

セイバーメトリクスの説明をする前に覚えておいてほしい指標

セイバーメトリクスの話をする前に2つだけ頭に入れておいてほしい言葉があります。

 

それは「出塁率」と「長打率

 

打率の親戚のような数字なのですがセイバーメトリクスを理解する上では欠かせないものですのでこれらをしっかり頭に入れた上でセイバーメトリクスの話に行きたいとおみます。

出塁率

 出塁率とはその名の通りその打者がどのくらいの割合で出塁したかというのを表す数字です。

 

その打者が出塁した(ヒット+四死球)数÷(打数+四死球数+犠打数)

 

という簡単な計算で求められます。

 

シングルヒットと四死球の価値は前のランナーを進塁させられること以外は同じということが広く認識されるようになって以来、近年打率よりも重宝されがちな数値です。

 

野球の話をするときなんかも打率という観点よりも出塁率という観点から話を始めたほうが「おっ、この人野球を知ってるな!」となるのでみなさんどんどん使ってほしい数字です。

 

また、この先で紹介するセイバーメトリクス指標を計算するうえでかなり使う数字なのでしっかり頭に入れておきましょう。

 

長打率

 長打率とはその打者が一打席あたりで何塁打打てるかという平均を現した数字です。

 

塁打数(シングルヒットなら1、二塁打なら2、三塁打なら3、ホームランなら4とする数の合計)÷打数

 

というこれまた簡単な計算で求められます。

 

よく打者が長打を打つ確率(長打を打った打席数÷打数)と間違えられますが正しくは先述した通り一打席あたりで何塁打打てるかという平均なのでくれぐれも間違わないようにしましょう。

 

この数字も多くのセイバーメトリクス指標の計算に必要になってきますので覚えておきましょう。 

 

野球を楽しむために最低限覚えておきたいセイバーメトリクス

攻撃に関するセイバーメトリクス

OPS

 

 OPSはその打者が打席の中でどれだけチームに貢献できるかということを現した指標になります。

 

出塁率+長打率 

従来は打席の中でいかにチームに貢献できるかというのは打率で見られていましたが、打率という数字だけではその打者の長打力もわかりませんし、四死球を選ぶ力というのは打率に反映されないことから打率よりもかなり信憑性が高い数値として近年多くの場で打者を評価する指標の一つとして使われています。

 

大体日本のプロ野球の一軍平均は毎年.730~750くらいの間で推移していて個人差はありますが.800以上になるとかなりいい打者、.900を超えるとチームの主軸、1.0を超えると球界トップクラスの打者くらいの認識でいいでしょう。(ちなみに2016年の成績ではセ・リーグトップはDeNAの筒香選手の1.110、パ・リーグソフトバンク柳田選手の.969です)

 

かなり簡単な計算で求められることからセイバーメトリクスの中でもダントツでポピュラーな指標なのでまずOPSは絶対覚えておくようにしましょう。

 

ISOP

ISOPはその打者の純粋な長打力を示した指標です。

 

長打率-打率

という簡単な計算で求められます。

 

この数値が高ければ高いほど長打を打てる可能性が高い打者、つまり得点圏(二塁以上)にランナーがいなくても点が取れる可能性の高いバッターということになります。

 

プロ野球平均は大体.100前後で、個人差はありますが.200を超えると結構長打力のある打者、.300を超えると球界を代表するパワーヒッターという認識でいいでしょう(ちなみに2016年の成績ではセ・リーグトップはDeNAの筒香選手の3.58、パ・リーグは西武メヒア選手の.256です)。

ISOD

 ISODはその打者がどの程度四死球で出塁できているか(選球眼や相手バッテリーからの警戒で出塁できているか)を示した指標です。

 

出塁率-打率

という簡単な計算で求められます。

 

この数値が高ければ高いほど選球眼(ストライク、ボールを見極める能力)の良さ、相手バッテリーが警戒して厳しいコースで勝負しているいい打者ということになります。

 

プロ野球平均は大体.0600~.0700くらいで.0800以上になると結構選球眼のいい打者か警戒されてる打者、.1000を超えるとかなり選球眼のいい打者か警戒されている打者ということになります。(。(ちなみに2016年の成績ではセ・リーグトップはヤクルトの山田選手の.120、パ・リーグソフトバンク柳田選手の.140です

 

守備に関するセイバーメトリクス

UZR

UZRはどれだけ野手が失点を防いだかを表す指標で、野手が処理したすべての打球に方向や速度などから難易度を付け、各選手が各リーグ平均と比べどのくらいの守備力があるのかを相対的に表した指標。

 

計算は非常に複雑なのでここでは割愛させてもらいますが興味のある人はこちらをどうぞ

 

0を平均としてプラスになればなるほど守備が上手く、マイナスになればなるほど守備が下手ということになります。

個人差はありますが+5を超えれば守備が上手い選手、+10を超えればその年そのポジションでは他の追随を許さないくらい圧倒的な守備力を誇っていたという認識でいいでしょう。

 

WHIP

WHIPは1イニング当たり平均何人ランナーを出してるかということを現した指標。

 

(安打数+四死球数)÷投球回数

で求められます

 

プロ野球平均は大体1.3前後で個人差はありますが1.2を切ってくるといいピッチャー、1.0前後やそれ以下だとエース級という認識でいいでしょう。(ちなみに2016年の成績ではセ・リーグトップは巨人の菅野選手の0.99、パ・リーグはロッテ石川選手の1.01です)

 

FIP

FIPは運や守備などといった純粋なピッチャーの実力以外のものを排除し、被本塁打、与四死球奪三振といった純粋なピッチャーの能力によるもののみに焦点を当てたピッチャーの能力を測るための指標です。

 

この指標も計算が非常に複雑なのでここでは割愛させていただきますので知りたいという方はこちらをどうぞ。

 

FIPプロ野球平均は大体3.50くらいで個人差はありますが3.30を切ってくると結構いいピッチャー、3を切ってくるとエース級という感じの認識でいいでしょう。(ちなみに2016年の成績ではセ・リーグトップは巨人菅野選手の2.40、パ・リーグ楽天則本選手の2.57です)

 

QS率

QSとは先発投手が6回3失点以下に抑えることを先発として最低限の仕事(クオリティースタート:QS)とし、全先発試合中その割合がどのくらいかを表した指標です。

 

QS回数÷先発登板数

で求められます

 

プロ野球平均は大体55%前後で個人差はありますが60%を超えてくると結構いいピッチャー、70%を超えてくるとエース級という認識でいいでしょう。(ちなみに2016年の成績ではセ・リーグトップは広島ジョンソン選手の92.31%、パ・リーグ楽天則本選手の78.57%です)

 

IR率

IRとは登板時に塁上にいるランナーの数をあらわしたものでIR率とはそのランナーを返した割合のことを差します。

 

中継ぎピッチャーなどの防御率には表れない失点を表す指標です。

 

IR時の失点数÷IR回数

で求められます。

 

プロ野球平均は大体30%前後で個人差はありますが25%を切ってくるといい中継ぎ、15%を切ってくると中継ぎエース級という認識でいいでしょう。

 

BABIP

BABIPとは本塁打を除いた打率で打球方向や守備などといった運要素に左右されやすいことからその選手のその年の成績が真の実力なのか運によるものなのかがわかるという指標。

 

本塁打以外の安打数÷本塁打、犠打以外の打席数

で求められます

 

 

プロ野球平均は大体.300前後でここから大きく逸脱するとかなりの確率で次の年以降に揺り戻しが来る。

 

この数値が例年のその人の数値よりも高い打者は運の良さから好成績が納められたということになり、この数値が例年のその人の数値よりも低い打者は運の悪さから実力相応の成績が残せなかったといえます。

 

同じようにこの数値が例年のその人の数値よりも高い投手は運の良さから好成績が納められたということになり、この数値が例年のその人の数値よりも低い打者は運の悪さから実力相応の成績が残せなかったといええます。

 

というように打者、投手どちらにも適応する指標となっています。

 

WAR

WARとはその選手のその年一年でのチームへの貢献度を表す指標です。

各選手の打撃や走塁、守備、投球などから細かくデータを取りそこから導き出す総合的な指標となっています。

 

計算は非常に複雑なのでここでは割愛させてもらいますが興味のある人はこちらをどうぞ。

 

この数字はその選手のプレーで得た勝利数(マイナスの場合は敗戦数)を表しています。

 

この数字を見れば違うポジションの選手やタイプの全く違う選手の価値をチームへの貢献度という尺度で比べられます。。(ちなみに2016年の成績ではセ・リーグトップは巨人坂本選手の8.6、パ・リーグソフトバンク柳田選手の6.6です)

 

まとめ:複数のセイバーメトリクス指標を合わせて分析して初めて選手の本当の姿が見えてくる

 ここまでいろいろなセイバーメトリクス指標を説明してきましたが、最後に皆さんにひとつ注意しておきたいのがひとつの指標を過度に重視して選手を見ると正当な評価は下せないということです。

 

選手にも色々なタイプの選手がいるので一見万能そうで多くの人に

 

セイバーメトリクスはまだまだたくさんあり、覚えれば覚えるほど選手を深く知ることができ、野球がどんどん面白くなります。

 

今回紹介したものはすべて計算が簡単だったり汎用性が高かったりと多くの場面で参考にできる指標なのでぜひ覚えてあなたの野球を是非もっと楽しいものにしてみてください。

 

もっとセイバーメトリクスについて詳しく知りたいという方はすごくわかりやすく深い内容まで書かれている本もありますので下のリンクよりどうぞ!

 

 

・野球が好きな人はこちらの記事もどうぞ

www.akairen1007.com